漫画は副業に向いている!意外に稼げる漫画の技術。難しいのはそこじゃない!

目次

漫画は意外と副業向き?参入敷居が高いだけの「稼げる技術」

突然ですが、漫画は副業向きの稼げる技術です。かなり稼ぎやすい副業であり、難易度的には簡単な部類に入るでしょう。

そんな馬鹿な…と思うかもしれません。

確かに漫画を描くというのは様々な技術や知識、感性が求められる高度な技術であり、昔から多くの漫画家の卵が生まれては消えを繰り返しています。そんな漫画を副業にするのは並大抵のことではないと感じるのはよく解るのですが…

しかしそれは「漫画を描くのが難しい」のであって、描けるのであれば…すでに技術を習得済みであれば、製作系の副業の中では例外とすら言えるレベルの稼ぎやすさを持っているのです。

今回は…

・漫画の副業的強さの解説
・漫画を副業にする際の3つの選択肢
・漫画副業の最大の難点

この3つを私と見ていきましょう。最後にはちょっとした提案もさせていただきます。

漫画が副業向きなのは「純粋に強力」で営業しやすいから!

なぜ漫画は副業向きで稼ぎやすいと言えるのか?

それは漫画の持つ純粋な強さにあります。お金に繋げるパワーが非常に高く、同時に驚くほどの汎用性を持っているのです。

あらゆる商売やサービスは、如何に人を動かせるかにかかっています。

商品を買いたいと思わせる、お金を払っても良いと決断させる…教育のプロセスとも呼ばれますが、商売で成果を出すには人を集めて「その気にさせる」のが何よりも重要です。

この教育のプロセスで最も効果的な方法は「イメージ」とされています。購入、契約することにどれだけのメリットがあるか、どういうメリットがあるか等を如何に想像させることができるかということですね。

この部分で漫画は圧倒的な強さを誇っており、副業的に大変都合がよいのです。

漫画は理想的な広告メディア?ダイレクトに人を動かすコンテンツ

イメージは何よりも重要と書きましたが、人の頭を誘導するのですから決して簡単ではありません。セールストークやコピーライティング(売り込み文章)等に様々な理論やノウハウが存在するのは、それだけここが難しいからに他ならないわけです。

この難しい部分を漫画は易々と乗り越えます。架空の世界と言えど、直接「見せる」ことができるからです。イメージをそのまま植えつけるのです。

何故テレビショッピングがかつて爆発的な流行を見せ、今でも根強く残っているのか?

それは本来はセールストークや広告、文章などで伝えなければならない部分を実演という形で見せ付けることができ、ストーリー性や出演者の反応などを含めてあらゆる点で圧倒的にイメージしやすいからなのです。

テレビショッピングに例えたように、動画全般にも同じことが言えますが、脚本を書いて、出演者を用意して、撮影し、編集して…といった手間と費用が必ずかかります。

手間も費用も押さえ、自由な設定、本人のペースで読めるというおまけ付きで、どんなサービスにも活用することができるのが漫画であり、これ以上ないほど理想的なメディアになります。広告としては完全に抜けているのです。

文章を読ませるという負担も少ないですから、ピンポイントで用いるだけでも非常に強力です。それだけ「見せる」というのは強いんですね。

これだけ強力ですから、当然高い需要が存在します。

漫画は需要が高く、営業しやすく、ライバルも少ない

この強さは当然周知であり、使われているところでは大いに活用されています。某子供向き通信教材…「なんとかゼミ」のブレイクなどはその代表といえるでしょう。

しかし瞬発力に欠ける面などから多少マイナーだったのは否めません。文章のほうが手っ取り早いですし、余裕があるところはテレビCM等を流したほうが効率的だからです。

しかしネットの普及とスマホの台頭、副業ブーム等も相まって需要は大きく伸び始めており、YouTubeという動画コンテンツですら漫画を活用しています。

これは企業だけではなく「個人レベルでの需要」が発生しているということであり、メディア全盛期の現代では最も強力なスキルの1つということを意味しているのです。今回は省きますが、個人レベルの需要の有無は副業の稼ぎやすさに直結します。

また、わかりやすいのが漫画ですから、多くの副業の壁となる実力の証明…「効果的なサンプルの提示」が非常にしやすく、この部分だけでもすでに副業しては強力なアドバンテージです。

動画編集が副業として強いのは、ライバルが多くても「需要が高くて営業しやすいから」であり、スキルを売る副業が稼げない理由のほとんどは「営業が難しいから」なのです。

しかも漫画は技術的敷居の高さと娯楽作品のイメージの強さから、そもそもの絶対数が少なく、さらに副業にしようという発想も薄めです。結果的に副業の中では、現状かなり稼ぎやすいと言えるでしょう。

後述もしますが、ライバルに溢れて部分的飽和が当然の、ソーシングサイト内でも見込みがあるという時点で他の副業とは一線を画した稼ぎ易さなのです。

※プログラミング等は厳しいジャンルの正に筆頭といえます

漫画を副業にするには?「応募」「提案」「営業」の3つの選択

そんな漫画副業ですが…

・クラウドソーシングサイトでの応募
・スキルシェアサイトや自分のメディアでの提案
・需要を掘り起こす直接営業

大別すればこの3つの稼ぎ方になるでしょう。あくまでメディアのコンテンツを提供する仕事してとして漫画を描いていく事になるからです。「広告漫画家」「商業漫画家」といったところですか。

注意してほしいのは、製作系の最終目標であり理想である「自分で作品を販売していく」という方法は漫画は絶望的に不向きだということです。これは最大の悪手になります。

幾ら音楽やイラスト、情報商品のように無限に複製が可能と言えど、単価が低すぎて全く割に合いません。丸儲けでも低すぎます。

200ページを超える単行本が数百円で買えるのが当然という状況は、相場が完全に固まっていると言うことであり、個人で売るには最も向いていない商品の1つです。仮に数十ページ300円という超高値で売ったとしても、たった30000円を稼ぐのに100人に売らなければなりません。

副業にするのなら、稼げる方法を選びましょう。

漫画副業はクラウドソーシングでも見込みがある例外の1つ

クラウドワークスなどに代表されるソーシングサイトで案件を受注して稼ぐ方法です。まずはここから探してみるのが良いと思います。

クラウドワークス

https://crowdworks.jp/

通常であれば、このソーシングサイトでの仕事探しは推奨し難い方法になります。

案件に対する応募の殺到具合が半端ではなく、恒常的に部分的な飽和を作り出しているからです。プログラミングなどは有名ですが、大体のジャンルでまともに仕事を請けられません。受注することがそもそもの壁になっているのですが…

漫画はこの壁が比較的低いです。確かに応募はありますが、十分に見込みのある応募数といえます。案件自体も少なめなのですが、案件が少ないにもかかわらず見込みがあるというのはかなり珍しいです。

実績という看板がまだ整っていなくても、サンプル(ポートフォリオ)の提示で十分競り勝てるレベルであり、応募する価値は十二分にあるといえるでしょう。

スキルシェアサイトやSNSでの提案 仕事の募集

ココナラなどのスキルシェアサービスやSNS、ブログなどの自分のメディアを通して大きく仕事を提案していきます。

ココナラ

https://coconala.com/

こういう漫画が描けて、こういう仕事ができますと自分を広告するわけです。

難易度は少々高めになり、スキルシェアサイトでも自分メディアでも、多くの人の目に触れてさせて、発注してくれる可能性のある人物が引っかかるようにする必要があります。

漫画のスキルだけでなく、サービス内での立ち回りや、メディア運営のスキルが求められますね。その代わりライバルと潰しあいになり辛く、こちらで報酬の提案も可能です。

漫画の長所は見せられること…「圧倒的わかりやすさ」ですから、内容は伝えやすいと思います。仕上がりのイメージですね。

ですから提案の際は、「どの程度のクオリティならどの程度のスピードで描けるのか」「持っている作風毎のサンプル(イラストで良いです)「全体的な稼動可能時間」等の情報を上手く伝えられると良いでしょう。

自分を雇うメリット、雇った後の仕事をイメージさせるのです。仕事の速さや正確さはクライアントから見ると大変重要な要素であり、先に知っておきたいというのが実情です。安心感が違います。

直接営業で需要を掘り起こす 漫画という選択肢の提示

副業によっては難しい方法ですが、漫画はこの直接営業がかなりやりやすいです。

直接営業というと出版社等の企業相手のイメージが強いですし、もちろんそれも1つの手だと思います。漫画に一見関係ないような企業でも、漫画が広告メディアとして本当に強力な以上は営業する価値は高いでしょう。

ですが企業だけではなく、個人相手でも十分にチャンスはあります。

この現代。自分のメディアを所有しそこで何らかの商売をしている人間は全く珍しくありません。それどころか今後も増える一方でしょう。副業ブームの追い風もあります。

アフィリエイトなどで一定の成果があるインスタグラマーやブロガー、あるいはネットショップ経営者…こうした人達の中には、「成約率やリピーターを増やしたいが、有効な手が思い浮かばずに行き詰っている」という人達がいつでも存在します。

そこに漫画を使った集客やセールスを試してみませんかと、思いも付かなかった可能性を提示するのです。

上述したように成約までの誘導というのは容易ではなく、アクセス数で何とかごり押しが成立している人は多いです。大型のブログでもあまり上手くないなという事はザラであり、それは本人も良くわかっています。

私自身四苦八苦した時期がありますし、実は漫画の導入も考えました。結局はライティングノウハウを学ぶという別の投資を選択しましたが、可能性としては常に存在しているのです。

もちろん今はYouTubeも営業先です。ソーシングサイトでも案件として存在するように、漫画の需要は高まっています。

言い方は汚いですが、メディア運営などで大きく稼いだ個人は財布の紐が必ず緩くなります。絶対です。同じ提案でも、スキルシェアサイトは待ちですがこちらは能動的に営業が可能なので、挑戦する価値は高いといえるでしょう。

漫画副業の最大の難点は時間と体力?鉄人だけが稼げるのか?

一見難しいように見える漫画の副業にするという選択ですが、このように副業としてはかなり稼ぎやすいです。ストレートに勝負できる時点で有利であり、競合も断然少ないといえます。

単価も往々にして高めであり、プロと同等の原稿料の案件も少なくありません。ここも実は珍しかったりします。副業によってはかなり悲惨です。

…これだけ美味しい漫画副業ですが、非常に困った問題が存在しますね。

単純に「漫画を描くこと自体が大変」ということです。

漫画と簡単に一口で表現していますが、いくつもの絵を描き、台詞やシナリオを考え、クライアントの修正などにも対応していくという作業の多さはどうしようもありません。

これは副業としてはかなり痛いです。仮に2時間で1ページ書き上げることができたとしても、それはスムーズにいった場合であり、「詰まり」は製作系の仕事に必ず発生します。

本業以外の限られた時間内で副業に充てる時間を上手く抽出していても、この詰まり具合で時間的にも体力的にも大きく削られます。漫画は元が相当大変ですから、場合によっては副業のタブーである本業への影響をかなり覚悟しなければなりません。

クオリティの調整や、スケジューリング等で上手く工夫するのは多くの副業で共通ですが、漫画の場合は一層の注意が必要になるでしょう。納期は待ってくれないのです。

漫画副業で最も難しいのは受注云々ではなく、仕事の重さです。

この1点のみで、私個人としては漫画副業をおすすめできなくなります。副業は稼ぎやすさも重要ですが、時間も同様に重要です。愛がいると思います。

漫画を「使って」稼ぐという選択 副業的漫画活用法?

漫画で稼ぐのは確かに一般的な印象としては厳しいものでしょうし、実際その通りなのでしょう。

ですがそれは娯楽漫画の話であって、漫画そのものが広告コンテンツとして最高級のものをもっています。

解り易いイメージという多くの媒体で四苦八苦する難しいことを、最も簡単で効果的にできてしまう方法のひとつであり、こんな素晴らしい物を生み出せる技術が稼げないはずがないのです。

難点は漫画という仕事の重さであり、副業的に非常にやりやすい性質を持ち合わせていながらも、副業にするには厳しさが目立つという特異なジャンルということですね。

さて、あくまで1つの提案なのですが…

漫画という超強力なコンテンツを生み出せるのなら、自分で活用するという選択ができますよね。副業漫画家を雇う人はそれ使って稼いでいるのです。これ、そのまま自分でやってしまえばよいと思いませんか?

例えば美容関係のブログなどは、情報整理や手法の紹介だけでは必ず早期に限界が来ます。そもそもが割と胡散臭いですからイメージの重要度は非常に高く、ライティング等にそれなりの工夫が求められるのですが、こういうときこそ漫画の出番でしょう。

単純に文章で伝えにくい部分を補完できるだけでも相当な強さですから、他の副業をアシストする形で自分の漫画の技術を活用していくというのが、時間と稼ぎが最も大きくなる方法だと思います。

あくまでもこれは私がブロガー寄りの人間だからこその提案ではありますが、漫画を描く技術を持っているであれば、収入面の選択肢としては多分最強です。

営業にも転用できますから、是非ブログは考えてみてはいかがでしょう?

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