シングルマザーの副業ならば。3つの選択、堅実か未来か

目次

シングルマザーは副業の土俵が違う 

副業は自分主体で、専業とは別に収入を得る事。縛りのない選択肢は実に豊富で、時には手痛い失敗をしてしまうこともあるでしょう。私も当然そのような経験があります。

しかしその失敗は大きな経験となり、次に活かせる一つの財産となるのです。同じ轍を踏まなくなるだけでも、勉強代としては悪くないでしょう。悔しいですけどね。

ですが失敗しないに越したことはありません。失敗するということは、別の選択をしていれば避けられた損失を被ったということであり、単純に停滞、後退を意味するのですから。

シングルマザーの副業について書きましょう。人それぞれ状況は様々でしょうが、共通しているのは、パートナーと分担してこなす部分も一人でこなしているということ。

つまり時間がないのです。失敗している暇がないのです。

シングルマザーは副業を選ばなければならない

シングルマザーは基本的に時間がありません。本来であれば複数人で立ち向かうべき問題にたった一人で立ち向かわなければならないからです。

当然時間も労力もかかります。生活を守るために戦い、母としての勤めを果たす…そんなシングルマザー達を助ける為の制度等は少しずつ整えられているとはいえ、未だハンディキャップマッチの中にいる、と言わざるを得ないでしょう。

ならば副業は慎重に選ばねばなりません。非効率なものを選んでいる余裕は無いのです。

堅実性のある副業、あるいは先を見据えた副業。

このどちらかに当てはまらない副業は選択肢から捨てる必要があります。

シングルマザー、避けるべき副業

シングルマザーの避けるべき選択肢はクラウドソーシング系の受注型副業です。これだけはいけません。絶対に避けるべきです。

「在宅」「受注型」、というと一見堅実性があり、もちろんそういう側面も特徴ではあるのですが、その実態は決して堅実性を誇れるようなものではないのです。

また、ビジネスタイプの様に軌道に乗れば稼ぎと時間を両立できる…という類のものでもありません。

例として私が内情に詳しいWebライティングとその他の技能系の副業を見てみましょう。

Webライティングは余裕がある人の副業

受注型副業の安定と不安定を分かつのは受注の難しさです。

その点においてWebライティングで一切の受注が出来ない、ということはまずありません。必ずといっていいほど募集案件があり、そこに滑り込むのは完全な初心者でも容易…どころか、そういった人を優先的に採用しているクライアントも存在するほどです。

では堅実に稼げるのか?

。絶対的な問題として基本的に稼げないのです。

2000文字10記事5000円…こういった案件はよくあるのですが、この2000字を仕上げるのに果たしてどれだけかかるのでしょう?

基本1時間、慣れれば30分などと良く書かれているのですが、これはもう断言します。不可能です。

確かに2000字の文章を書き上げるという点で見ればそこまで難しい話ではありません。しかしWebライティングにおいて「ただ書くだけ」という仕事はかなり少ないほうなのです。

内容のリサーチ、コピーコンテンツ防止の小細工、SEOを意識した見出しの作成、案件によっては編集まで加わります。修正がこないであろう丁寧さを求めると、明らかに時間が足りないというわけです。

仮に一時間で仕上げられるとしても、1記事500円。2時間かかれば時給250円です。

とてもシングルマザーにそんなことをしている暇はありません。

良クライアントにめぐり合う可能性も無くは無いですが、それは運命を完全に運に委ねるという選択に他ならないのです。

Webライティングというのは、下積み上等の人達が、ある程度の腰を据えて行う副業なのです。フリーで活躍する「稼ぐWebライター」は実績と高い実力を備えた別ジャンルの人間だと思ってください。

技能系の受注は戦場 数パーセントに望みを託す?

では特殊技能を要する高単価案件はどうでしょう。

動画編集、プログラミング、作曲編曲といった案件です。

もしそういった技能を持っていれば堅実に稼ぐことが出来るのでしょうか?

答えはやはり否。難しいと言わざるを得ません。

単純に案件の争奪戦が起こってしまうのです。応募は殺到し、その中から選ばれるのは既に実績を持つもの、一度その顧客と仕事をしたことがあるもの…とても新規参入者が割り込んでいく隙間はありません。

無くはないですし、継続案件の望みもあるのですが、とてもそれは堅実とは言えないでしょう。そもそもソーシングサイトの性格的に、ピンポイントの助けを求めているクライアントのほうが多くなるのです。

そして数少ない「継続的な業務提携を望む技能者を探す層」は実績と肩書きを持つものから選んでいく…というわけです。

それとも一握りの望みにかけて、全ての案件に応募してみますか?

数パーセントを下回る可能性にかけてみますか?

シングルマザーの副業 3つの選択

繰り返しますが、シングルマザーの副業に求められるのは堅実性、あるいは将来性です。

安定した副収入か、耐え忍んだ先の未来。どちらかを取らなければ状況が変わらないのです。

副業を考えるのは「今のままでは…」という想いからだと思います。

ならば今を変える選択をしなければ、副業をする意味がないのです。

選択肢は3つあると思います。

シングルマザーの副業選択肢1 アルバイト

アルバイト…これを推奨するのは当ブログのコンセプトに真っ向から逆らうことになるのですが、全副業を考慮したとき、堅実という点においてこれを上回る副業は存在しないのです。

時間当たり1000円前後の収入、成果に応じない確実性…流石に安定しています。週3勤務、4時間で5万円近い収入ですね。

副業で5万円というのは、存外に高い壁なのです。安定して5万を得るためにはそれなりの時間がかかり、知識や経験も必要です。

そういったもの一切必要とせずに、シフト確定、勤務するだけでそれが得られるというのはかなり強力と言えます。

会社勤めの場合でも、シングルマザーという立場上、特例を認めさせやすいはずです。副業禁止を謳っていたとしても、そこまでの拘束力は会社には存在しないのですから。

ただし無断で勤めると時間外労働関係のトラブルの元になりますから、その場合は必ず許可をとるようにしてください。

この様に強力ですが、お子様の年齢次第では難しい面も出てくると思います。

シングルマザーの副業選択肢2 せどり転売

これは在宅の副業の中では相当に手堅い部類になります。当ブログでは経緯上せどりと転売を一緒に扱ったり、別々に扱ったりとしていますが、ここでは転売業全般のことだと思ってください。

転売は決して犯罪的副業ではありません。扱ってはいけない商材を転がすから問題になるのであって、安く商品を仕入れ、必要としている人に高く売るというのは至極健全なビジネスなのです。

仕入れて売る…商売のもっとも基本的な部分を在宅(時には出向いて)でこなすという副業ですから、練度次第で大きな収入の助けになるでしょう。

ネックになる部分としては、そのまま商売そのもの難しさが跳ね返ってくるということです。

知識、ノウハウ、経験…コツを掴むまでの時間は個人差がでてきます。

先人達によって必勝に近いノウハウも開発されていますが、それを身に付けられるまでは赤字のリスクも伴います。元手が必要なのも忘れてはいけません。

シングルマザーの副業選択肢3 ブログ運営

当ブログは結構な勢いで、ブログ運営という副業ジャンルを薦めていますが、それだけの可能性があるからに他なりません。

単体で大きく稼げるポテンシャルを秘めながら、動画コンテンツやSNSなどの別メディアとの相性に、他の副業に活かせる様々な活用法。幅広い経験を得る場としても優秀です。総合力があるのです。

しかしシングルマザーにとっては少し話が変わります。

絶対的に時間がかかるのです。ここを許容できるか否かで選択肢としての有り無しが決まるでしょう。ここだけは絶対に覆せません。私や副業マスターでもサクッと一ヶ月で稼ぐようなことはかなり厳しいといえます。

SNSなどの活用法に特別熟達しているタイプのネットビジネスマンであれば、それも可能なのかもしれませんが、基本的には半年~1年を見ておくべきかと思います。また、初期投資無しの完全無料でもできません。理想的な状態でスタートさせるなら、数万かかると見ても良いです

他の副業の合間に少しずつ進める、という方法も取れなくは無いので、長くかかる想定で簡単な勉強をしていくのは決して悪くない選択と言えます。

将来性は抜群です。なんとか軌道に乗せきることが出来れば、十分な副収入と時間的猶予を得ることが出来るでしょう。

シングルというハンデ。慎重な副業選択を!

副業は自由時間を使ってする仕事です。本業の制約はなく、主体はあくまで自分ですから、その選択肢は流石に豊富。十人十色、千差万別といえるでしょう。

しかし「本業以外の余った時間を注ぎ込む」という部分だけは絶対の共通点です。これはどんな副業にも言えることであり、一切の例外はありません。専業のフリービジネスマンとは大きく異なるのです。

既にシングルマザーには時間的ハンディキャップが存在します。これは副業において単純に遊びが残されていないということなのです。

非効率なやり方で運任せの副業をしている余裕はなく、どんな副業を選択するかという重みが普通の人とは違うということになります。

今を耐え忍び、将来的な効率を目指すのか。

確実な収入という名の効率を選択するのか。

一番まずいのは、考え無しに外れを引いてしまうことなのです。

短絡的な今を取る…確実性のない在宅ワークを選んだり、甘言に踊らされて即金系ノウハウを買ったり、初期投資無し、あるいは無駄な投資を経て商売を始めたり。

選択ミスは何においても、最も大きな損失の1つです。この記事の内容にとらわれず、多角的な視点を持って、慎重に選択することを私はお勧めいたします。

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