【体験談】副業でYouTuberやれば楽に稼げると思った私の思い上がり記録

YouTubeを見ていると、簡単に稼げそうな気がしてしまったものです。

旅系のYouTuberなど、「旅行してるだけで稼げるんだからいいなあ」とか思ってしまいましたね。

自分だって旅行は好きですし、旅行先でのビデオでコメント入れるなんて、特に問題なさそうに見えました。

また昔は役者をやっていたこともあり、ヒーリング系の朗読にも自信があったものです。

なので本業のほうの収入が減ったこともあり、YouTubeで副業をと安易に始めてしまったのです。

目次

ターゲット無しでのスタート

何しろ最初、収入減で始めたので、まともなビデオをを購入するようなお金もありませんでした。

なので使用したのはスマホです。

実際にYouTuberでも、スマホで録画している人も多いようでしたし、幸い使っていたスマホのカメラは優秀でした。

しかしどこから手を付ければいいのかとなると、つまり何をターゲットにして動画を作ればいいのか、そこでまずつまずいてしまいました。

考えてみれば、特にこれを記録したいとか、これを実況したいなどという目標もなかったのです。

ここでもう、駄目だということ今ではわかります。

でも当時の自分には、それもわからなかったんですね。

とにかくある程度のお金になればとしか考えていませんでした。

現在活躍されているYouTuberさんには聞かせられない、当時の私の心の中でした。

でもとにかく、やってみなくては先に進めないということで、1つ面白い絵が撮れそうなことを見つけたんです。

家の近くにちょっとした急坂があります。

もちろん自転車でも登れる程度の坂なんですが、これが少し前の方で見ると、壁までは行きませんがすごい角度の坂に見えるんでsす。

特に自転車に乗っていると、あの坂本当に登れるんだろうか、というようにも見えるんですね。

ビギナーズラック

そうだ、あれを自転車で走りながら撮ってみようと、それを動画にしてみようと思いついたんです。

スマホを自転車の前かごに固定すれば、結構面白い動画が撮れそうだと思ったわけです。

とりあえず試しに録画してみたんですが、はかばかしくありません。目の位置でないと、あの錯覚と言うか急坂は見えないようです。

なのでスマホホルダーを利用して、肩のあたりにスマホを固定してみました。

そうしたら、結構面白い絵が撮れたのです。

ダメで元々でも「視聴数」が伸びた!?

「これをYouTubeにあげてみよう、駄目だったら駄目でいいさ」など軽い気持ちでアップしてみたわけです。

実際1分少しの録画時間で、編集もほとんどしていません。

BGMとか説明もなしに、単に動画だけをアップしたんです。

編集ソフトなんてその時点では、購入するのはもったいないなどと思ったんですね。

ところがダメ元のこの動画、視聴者数が伸びてくれました。

短い時間だし素人の投稿なのに、素人っぽさが受けたのか伸びたんですよ。

シンプルなのがいいと思ってくれた人も、多かったみたいです。

初投稿なのに、視聴者数は万を超えてくれました。

こんな簡単に、視聴者数が伸びるものなんだと、これなら収益化して副業、副収入になるだろうと浅はかにも考えてしまったんです。

カメラ、編集ソフトにも投資したけど・・・

どうやら自分にはこうした動画作成の才能があるらしい、などとうぬぼれてしまったんですね。

ビギナーズラック、と言う言葉は頭からすっ飛んでました。

これなら行けると思って、でもそうなるとさすがにスマホでの撮影だけでは物足りなくなる、せめてアクションカメラをと購入しました。

今度はしっかりと計算もして、近場に旅行に行った時にそのカメラで、解説付きの動画を制作したものです。

編集ソフトももちろん購入して、出来る限り編集しました。

BGMなども、流したものです。

しかしそうして計算もして、しかも頑張って編集までした動画、一向に視聴者数が伸びません。

コメントも、ほとんど書き込みもありません。

ライバルが強すぎた!?

たまたま友達が見てくれたんですが曰く、同じような動画はいっぱいあるし、もっと面白い喋りするYouTuberだらけだよとのことです。

そう言われてみれば確かに、旅行系のYouTuberは多く個性も強い人がたくさんです。

割り込む隙きもない、そんな感じです。

でも投資した分くらいは何とかと、ジャンルを変えて投稿してみました。

それも駄目、またジャンルを変えてまた駄目、を繰り返したんです。

そんな事やってたので、本業の方も手抜きになってしまい、収入はますます減るという負のスパイラルに入ってしまったんです。

なまじのビギナーズラックが

今にして思えば、YouTubeの世界を完全になめていた、としか言いようがありません。

また初投稿の短い動画が、あまりに簡単に受け入れられたのも、考え違いの原因ではありました。

結局自分のYouTube投稿で得たものは、使いもしなくなったアクションカメラと編集用ソフト、それに1回だけの成功例だけでした。

もしまともにYouTubeを副業にするなら、今ではわかります。

自分が見たいもの、誰かに見せたいものがあって初めてYouTuberとして成功できるんですね。

簡単そう、稼げそうと思っただけで副業に出来るようなものではないんです。

というよりも、本業にするくらいの覚悟がなければ、YouTuberにはなれないということです。

苦い思いもしましたが、それがわかっただけ良しとしたいです。

「ステルスYoutuber」て何?顔も声も出したくない人にオススメって本当?

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