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Webデザイナーの副業は未経験者には厳しいけど実質的な話は別?
Webデザイナーの副業は大きな注目度を誇っていますが、未経験には大変厳しく「稼げないのが普通」です。あくまで多い意見に過ぎませんが、実際動かしがたい事実であり、当サイトの見解としても「未経験者がWebデザイナーとして副業を考えても稼ぐのは無理だろう」というのが基本になります。
しかしそれは現時点では無理ということであって、Webデザイナーというジャンル自体は非常に副業向きです。稼げない理由を乗り越えてしまえば、これだけ強い副業はなかなかありません。
Webデザイナーは稼げます。稼げないはずが無いのです。
難しいのは稼げる状態に持っていくことであり、事実ここに到達している人の意見は一貫して「稼げる副業」になっています。
今回は…
・Webデザイナー副業が稼げるかついての解説
・Webデザイナーの仕事の一般的受注方法
この2点を焦点に書いていき、最後に投げ気味の提案もしてみます。しかし効果的ですよ?
Webデザイナー副業は稼げるジャンル?未経験が稼げない理由
Webデザイナーが副業としてプッシュされるには相応の理由があります。
性質的な部分はわかりやすいですね。在宅で十分出来ること、技術的な敷居の低さ、副業全体で見た場合い単価もそれなりに高め、といった部分です。
特に数千円~という単価は技術系の副業の特権であり、「数件請けてしまえばもう数万円」という「副収入の目安」に到達できてしまいます。
しかし何よりも重要のはWeb制作の記事でも触れたように「そもそもの需要が高く幅広い」という部分です。基本的なことはこちらでも書いていますが、制作に絞っても尚高いです。
「自分たちで処理できる事が多くなった」という向かい風も強いのですが、新たな需要の発生や、間接的な仕事の増加など、追い風も吹いているんですね。
Webデザインの仕事という名目でも無くても、業務の中身はWebデザインの守備範囲ということは往々にしてあります。Webデザイナーという名前がわかりにくくしていますが、実質的には何でも屋になりますから、着手できる仕事は相応に多くなります。技術の価値が非常に高いです。必ず誰かが必要としています。
フリーランスのプロ…本業として生活していくというのであれば、その分の収入を確保するために敷居がグンと上がってしまいますが、副業であればそこまでは必要ではありません。
常に需要が存在し、今後も必要とされる機会が増えていく価値の高い技術…
これで稼げないはずが無く、未経験だが身に着けて副業にしてみようという選択は何もおかしくありません。皆が求めている(そして今後も求め続ける)商品があるのですから売ればよいではありませんか。
Webデザイナーで稼げないのは仕事があるのに請けられないから?
しかし現実に稼げない人は非常に多く、未経験者が「Webデザイナーの副業は稼げますか」などと質問しようものならほぼ確実に否定されます。しかも結構キツ目です。
理由も色々返ってきますが、全て根本は共通しており…
仕事を請けられないから
の1点になります。Webデザイナーに限らず多くの副業で言える事ですが、仕事があっても請けられなければ稼ぎはゼロであり、「受注系の副業の稼ぎやすさ」というのは「仕事の請けやすさ」と置き換えてなんの問題もないのです。
仕事の無い副業(需要が無い副業)は稼ぎにくいですし、仕事があっても請けることが困難な副業もやはり稼ぎにくいジャンルになります。
Webデザイナーは技術的な敷居の低さから特にここが困難とされており、案件の取り合いになってしまうのが筆頭の理由として挙げられます。ライバルだらけで仕事が取れないということです。
これは上で貼り付けたWeb制作の記事でも書いています。未経験者や初心者がフリーランスのプロと同じ土俵で取り合いをしても勝てる見込みは薄く、副業レベルの収入ですら難しいというのが多くの副業の抱える現実なのですが…
実はWebデザイナーというジャンルは仕事を請けやすい方なのです。しかし未経験だとこの請けやすさを享受できず、勝ち目の無い戦いを強いられるというのが正確な所になります。
未経験のハンデは実績だけではない!Webデザイナー副業の「幅」
上述したように、Webデザイナーは需要の幅が広いです。直球の案件でも簡単なものから難しいものまで揃っていますし、間接的な案件も豊富になります。こういった副業は稼ぎやすいですね。
少し前に記事にましたが、Webデザインに必須のフォトショップなどは非常に似通った性質を持った副業であり、幅が広く請けやすいという全く同じタイプです。技術的に被っているから当然ですが…
Webデザイナー副業もフォトショップ同様、選択肢の広さが武器になります。しかし未経験の場合はこの選択肢が大変狭まることになり、大きなハンデの中で活動することになるのです。
まず幅の広さが活きるのは「出来ることが多い」ということが前提であり、ここで狭まってしまうのが第一ですね。誰でも出来る、すぐ習得できる技術はそれこそ外注せずとも自分たちで出来る事であり、また必然的にライバルも多くなります。
まだこれはわかりやすいのですが、重要なのは知識不足、経験不足です。
今の自分の技術でどういうことが出来て、どういう仕事をこなせるかということがわかっていなければ、クライアント側から具体的な指示が出ている案件しかそもそも応募、提案できなくなります。こちらが問題なのです。
例えば「HTML/CSSでコーディングしてください」という仕事ならわかりやすいですね。
しかし「ショップ立ち上げに伴いプログラマーを募集します」という案件ならどうでしょう?
個人レベルの需要の有無は副業としての稼ぎやすさに直結する要素ですが、往々にしてカテゴリ違いや認識のズレが生じます。
上の例なら実際の内容は「BASEでネットショップを立ち上げたけど、カスタマイズがわからないからコードのわかる人にこちらの要望どおり弄って欲しい」程度の案件だったかもしれないのです。
しかし「このタイプの案件は実際何をすることが多いのか」といったことがわかっていなければ、プログラムまではまだ出来ない…とチャンスをスルーしてしまうかも知れません。
極端ですか、ポスターやチラシの制作なども同様です。「Webデザイン」というイメージではありませんが、故にフォトショップやイラストレーターというWebデザイナーの守備範囲でこなせる仕事なのに選択肢にすら入りません。
未経験というのは右も左もわからないから未経験なのです。何が出来るかもわかっていないなら応募もできませんし、こちらから提案することも出来ません。当然実績などなかなか付きませんから、そのまま稼げないということになってしまうのです。
Webデザイナー副業の仕事の受注。未経験でも請けられるか?
Webデザイナーとして求人に応募するのではなく、あくまで副業でやっていくにはどこで仕事を探せばいいのかを知る必要があります。
豊富に選択肢はありますが大きく分ければ3つです。
・ソーシングサイトで仕事を応募する
・スキルシェアサイト、SNSなどで仕事を募集する
・個人営業で仕事を提案する
技術系の副業は基本的にはどれもこの3つになりますが、簡単に確認してみましょう。いずれも未経験だとハンデがあります。
ソーシングサイトで仕事を探すのは難しい?
基本中の基本である。ソーシングサイトで仕事を探して受注するという方法です。
そして稼げない理由として真っ先に挙がる場所でもあります。100件応募しても受注できなかったといった話もあるほどです。未経験には厳しい現実ですね。
クラウドワークスが代表的ですが、特定ジャンルに絞ったソーシングサイトもあります。同社のクラウドテックなどは正にデザイナー、エンジニア特化のサイトであり、報酬面などから旨みが全然違うと評価する人もいます。
クラウドワークス
クラウドテック
ソーシングサイトの受注の難しさは、経歴やサイト内実績の影響力強く、簡単に篩いにかけられてしまうところにあります。ここを乗り越えるために、募集案件に近いタイプのポートフォリオを提示するなどして効果的なアピールする…といったことが大事になってくるわけですが、未経験ではかなり難しいでしょう。
Webデザイナーとして副業するのであれば、直接的な案件だけではなく、間接的にこなせる仕事を見つけ出し応募していくのが1つの近道になるかと思います。Webサイトを云々ではなく、関連技術で出来るであろう仕事を探します。
上述したように、総合的なソーシングではカテゴリ違いが良くあります。特にデザイン系はその傾向が強く、広く今期良くサーチすることが重要になります。フォトショップの記事でも書いていますね。
スキルシェアサイトやSNSなどで提案する
ココナラなどのスキルシェアサイトやSNSを使って仕事を募集します。
ココナラ
こちらは集客という部分で別のテクニックが求められますから、難易度的には高くなる傾向があります。しかし逆に言えばそちらで何とかできれば、仕事の奪いあいになりませんから軌道に乗せやすくなるのがメリットです。
こちらから仕事を募集する際には提案が大事になります。特に「引っかかる提案」をしていくことが大切です。
Webデザイナーとしての能力のアピールはむしろ悪手であり、顧客を悪い意味で絞り込む原因になります。言い方は悪いですが、ターゲットにするべきはソーシングサイトで外注するなどといった選択肢の一切存在しない「素人」です。
具体的にこういうことが出来るという内容と、それをすることによるメリットをサンプルつきで如何に押し出していくか…これが基本的な営業方針になります。
あくまで一例ですが・・・
Webサイトやブログの診断をして、弱点があれば提案、改善します。基本的な部分でも検索順位などに影響してきますから、診断だけでもいかがでしょう?
という形ですね。実際はもっと色々書いてください。
SEOが云々などと押すとイメージ的に避けられます。難しそうだからです。イメージ1つで売り込みの成功率はジャンルを問わず大きく変わります。
これはマーケティング寄り話なので少しずれてしまいましたが、こういった提案方法1つでも経験は問われるところでしょう。こちらも、間接的な仕事から提案していくのが幅の広さを生かせて稼ぎやすくなります。
個人営業で仕事を掴む 実は一番現実的?
個人営業で仕事を掴む方法…と書くと非常に敷居が高そうではありますが、おそらく実績のない未経験の状態では最も確実な選択肢だと思います。
基本はスキルシェアサイトやSNSなどを使った募集と同じように提案をするのですが、こちらは大きく人目に触れるような集客を達成する必要がありません。
副業の稼ぎやすさは、一度に多くの人間にアクションを起こせるかで効率が大きく動きますが、これは状況を作るのに他大変な手間がかかります。
成約率という意味では一気に多数を相手取るよりも一対一のセールスの方が基本的に強く、こちらから自由に仕掛けられるのは、時間的にも大変手っ取り早いです。
自分の技術レベルの範囲内で価値を提供できる人を見つけ出し、専用の提案が出来るというのはかなり強いです。本業にするなら効率面で悪手になりそうですが、副業であればかなり現実的な選択肢になるでしょう。
素人を相手取りますから気後れする必要もありませんし、これはもう「積極的に動いたもの」が勝者です。
Webデザイナー副業は未経験が最大の問題?なら経験者になろう!
Webデザイナーとしての副業は稼ぎやすいジャンルではあるが、未経験者には超えがたい壁が多く存在するということですね。そのポテンシャルを活かせる立ち回りがわからなければ、多くの副業同様「稼ぐのは難しい」ということになります。
それでも所謂商売上手であれば、効果的な営業を通じて仕事を引っ張ることは十分可能です。需要が高く、提案も用意ですし、幅も広いですから、「こちら次第」で稼ぎやすさは大きく変わります。ジャンルそのものが強いからです。
さて、未経験では難しい、未経験にはハンデがあるなどと先ほどから書いているわけですが、であれば事は単純だと思います。
未経験者で無くなればよいのです。「わからないから稼げない」のであれば、わかるようになれば良いではありませんか。
実は「Webデザイナーのコンサルをして稼ぐ」という非常に積極的な稼ぎ方をしている人が一定数存在しているのですが、これはメタ的な視点で見れば「コンサルを成り立たせられるほどの堅実な立ち回り方が存在している」ということを意味します。
この場で解決できず投げるようで申し訳ないのですが、こういうことを専門的に扱っている機関が存在しています。スクールです。
プログラミングの記事で少し詳しく触れていますが、スクールというのはジャンルを問わず稼がせるまでが仕事です。技術の伝授の他に、「稼ぎ方・立ち回り方」は必ずカリキュラムに入れます。生きた看板を作りたいからです。
わからないなら教えてもらおうという単純な発想ですが、これが一番手っ取り早くて効果的です。これは副業全ジャンルそうですが、ノウハウの購入はかなり先を左右します。いま拙い文章を書いている私も文章にお金かけてますし、怪しいブログの教材とか買ってました。
問題はその中でも「スクールはかなり金額的に重い」という部分ですね。ここは非常に難しいところですが、「月5万円でも稼げるようになれば、数年でチャラにできる」という部分をどう捉えるかだと思います。
今後絶対腐らない技術とその立ち回りの習得…これの重みは人によって異なるでしょう。
あとはもう熱意ですね。Webデザイナーとして副業で稼いでいきたいのであれば一番確実な選択肢の一つなのは間違いありません。望む未来に向けて投資するか否かは、熱さが最後の一押しです。
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