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VBA副業は壊れている!異常な商品価値、価格の崩壊
VBAを副業の線で調べていくと、いやいやこれは面白いですね。
面白すぎて鳥肌が立ちます。こわい。
※VBAとは所謂office系アプリの機能拡張・開発の為のプログラミング言語のことです。主にExcelで有名ですが、office系アプリ全般に実装されており、得意分野などが異なります。当記事はVBA全般に言えることではありますが、案件内容等、主にExcelのVBAだと思ってください。
ExcelVBAは低めの敷居とできる事の幅広さ(柔軟性、というべきでしょうか?)から案件も多く、副業として目をつける人は少なくありません。一応は製作・開発系になりますから単価自体も高めと言われていますが…
…え?そんなにサラッと流してしまって良いのですか?
自分たちが何を扱い、取引をしようとしているのかをよーく考えてください。
敷居の低さとかこの際抜きです。VBAを使った仕事は何ですか?何を提供していますか?
これ、「効率を売っている」のですよ??
そんなVBA副業が稼げるか、稼げないか。
もう一歩突っ込んだ部分まで、私と一緒に考えてみましょう。
VBA副業は稼げる?稼げない?
ExcelのVBA副業はいわゆるプログラミング系列…Web製作等同様の「技術を売る」タイプの副業になります。軽めですが、一応はシステム開発系、と言えるでしょう。言えるかな…?
比較的低目の敷居と、業務効率化などの実用的性質から、副業にせずとも一つの技能として所持している人も多いとされます。
「触り程度の練度でも、会社でちょっとした人気者になれた!」なんてエピソードもありますね。
やっていること自体は異なりますが、副業で大別したときには同じくくりに出来ますので、稼げる土壌としては「Web製作」と似たようなものになります。案件はあるが、ライバルも多く、営業に難しさがある…という具合です。
最も、後述しますが商品ポテンシャルは大きく違います。
VBA副業の相場を確認!
今回はもう少し具体的に見ていきましょう。
以下にExcelのVBA案件をまとめた文章を引用します。
【case1】
案件;売り上げ管理表の作成
内容:日々つくられる発送情報から、売り上げ管理表の作成を行う
報酬額:4,000円程度【case2】
案件:ECサイトから得た販売実績抽出プログラムの作成
内容:3ヶ月分のデータ、数千個のデータを抽出するといったもの
報酬:3,000円
期限:1週間【case3】
案件:ECサイトから得た注文情報の並び替え、注文数の計算プログラムの作成
内容:縦に出る注文データを横に並び替え、20種こえたら折り返す
報酬:20,000~50,000円
期限:8日間【case4】
案件:Excel帳簿管理シート作成と自動計算、請求書発行プログラムの作成
内容:2つのシート、それぞれの項目を簡易的に入力ができるようにすることと、自動計算を行い、スムーズに請求書が発行できるようする
報酬:30,000~40,000円
私も今一度チェックしましたが、概ねこのような感じでした。
数千円を中心に、数万円の単価の案件も良く見つかる…という具合ですね。
これらはソーシングサイトの特色(技術系のサイトは難易度も単価も高い)もありますから、一概に「単価はこれ!」とは言い難いですが、平均すればこの様な形で間違いないでしょう。
上のサイトではありませんが、「やり取りなどを除き、書かれている案件概要の内容のみを満たす」と言う条件なら、VBA熟練者で1万円の案件にかかる時間は3時間前後、と語る人がおりました。3倍の想定でも作業時間9時間で1万円です。
副業としては決して低くない数字と言えるでしょう。案件次第では少しこなすだけで10万超えが見えてきます。
もちろん、コンスタントに受注できればの話ですが。
VBAの副業の受注の難しさ=稼ぎの難しさ
VBAに限らず、プログラミング系統の技術系副業全てにいえることですが、稼げないと言う声が大変根強いです。特に同業の声は大きい!
それは「受注の難しさ」の一言に集約されます。仕事しようにも請けられないんですね。
例えば上で「数千円を中心に数万の案件も~」と書きましたが、これらは例外なく数十件の応募があります。副業という時間的不利の中、これらのライバルを押しのけ、見事仕事を勝ち取るのは相応の難しさです。
副業と言う時間制限の無さを生かして長く営業を重ね、少しずつ実績を勝ち取っていく必要があります。根気勝負です。即金は期待できません。
これならば別の副業を…と私なら考えてしまいますが、皆さんはどうですか?
「受注できるなら稼げるが、それが出来ないうちは稼げない。」
とりあえずここまでがVBA副業の現状です。少し調べれば見える部分ではあります。
「効率」の価格 VBAの副業市場は壊れている!
ここからが本題です。
上でVBAを副業にする上での状況を書きましたが、この数千円~数万円という平均単価。
これ、どう見ます?受注の難しさと言った部分は抜きにして考えてください。
もう一声欲しいですか?それとも副業にするなら十分満足ですか?
私、この単価ははっきり言って安すぎると思います。異常とすら感じます。
これが時代というものなのでしょうか。確かに、ものが多ければ価値が下がると言うのは、至極当然の流れではありますが、それにしたってこれは酷い。
VBAの仕事…「効率の価格」とはそんなに安いものなのでしょうか?
効率の良さは稼ぎの良さ!数字に直接跳ね返る!
どんなビジネスでも効率と言うのは大変な価値を持ちます。
あらゆる商売において、効率の良さはそのまま稼ぎの良さなのです。
もちろんビジネスだけではありません。スポーツであろうと、研究であろうと…この際治安維持でも世界平和でも幸せ指数でも何でも良いです。
数字を伸ばしたければ効率を上げなければ始まりませんし、結局そこが全てなのです。
さて、VBA開発・改良の仕事とは案件こそ様々ですが、詰まるところ作業の効率化、業務の効率化のお手伝いをする仕事になります。つまり効率そのものを取引しているわけです。
これはもう数字にそのまま跳ね返ってきますから、成果を買っているに等しい行為なんですね。
効率の価格、人の場合 VBAで毎月5万?
VBAは逸話が豊富ですね。
VBAを積極的に利用・活用した社員が、会社の業績を大きく動かし、大出世を遂げたという話も最盛期にはありました。200億でしたか?最終的に動いた年商額は。
そういった話はさすがに異次元が過ぎるので、もっともっとスケールダウンさせて考えてみましょう。
VBAによって業務をギューッと圧縮することに成功しました。
結果として週3勤務、月収5万円のアルバイト君を一人、クビに出来たとしましょう。
もうこの時点で年に60万円浮くわけです。2年なら120万円、3年なら180万円です。
これは人員の削減によって出来た額ですから、この分を他に回さない限りはそのままプラスになり、そしてずっと続くことになるわけです。毎月無条件で5万円入ってくるのと同じことなのです。
効率の価格、時間の場合 80時間で何が出来る?
時間ならどうでしょう?
VBAで一日の業務が20分圧縮できたとします。3日で1時間、月10時間、年で120時間です。
実際は営業日等ありますから、3分の2の80時間にしましょうか。年に80時間余裕が出来ました。
この80時間で何が出来るでしょうね?どう動かせるかは状況次第ですが、5人のチームを編成してブログでも書かせてみましょうか。
余裕を持って4時間で1記事、80時間で5人チームですから100記事かけますね。
100記事もあれば、正しく出来れば月20万程度の収益は普通に作れます。練度や戦略などもありますし、リーダーが風邪でダウンしたりしたと考えて半分の10万にしましょうか?
それでも年120万円の収益性のあるメディアの完成です。続ければ今後も収益は増えるでしょう。本来の目安の20万なら240万、少し攻めれば360万。社員が一人雇えてしまいますね。
VBAはこういう副業!お買い得価格はありえない!
もちろんこれらの例は単なる数字遊びです。この通りになる可能性もありますが、もっと要素としては複雑になってきますし、この様な皮算用で済むほど実際甘くはないでしょう。
ですがイメージとしてはわかりやすいと思います。
効率化とは、それが為された時点で、100パーセント例外なく「益」を生み出す絶対要素なのです。分野世界問わず、ここを低く見た成功者は一人たりとも存在しません。
繰り返しますが、VBAで副業をするということは、こういった事を取引して副業するに等しいわけですね。数々の逸話も至極当然…どころか、出てこないほうがおかしいのです。
簡単だとか、これだけではプロとしては通用しないとかはどうでも良いのです。ポテンシャルが全然違います。
こんなものが数千、数万などという「お買い得価格」で取引されている市場はもう完全に壊れています。魔境です。
もちろんこれが現在の相場ですから、ある程度は従っていくしかないのですが、本当にVBA副業で稼ぐなら、自ら市場を切り開くしかないでしょう。
VBA副業の稼ぎやすさ 「教育」と「販売」
「市場を切り開く」などというとちょっと難しく感じるかもしれません。ですが、やること自体はシンプルです。
どんなジャンル、商品でも「物を売る」ルートは以下のように2つあります。
- 皆が欲しがっているものを持っていく
- 持っているものを欲しがらせる
需要を作り出す、なんて言い方もしますね。
本当にVBAを副業にするならば、お買い得価格で取引されている1つ目の方ではなく、2つ目である「欲しがらせる方」で勝負するべきです。
こちらのほうが難易度は高いですが、VBAにはアドバンテージもあります。
VBAは「教育」しやすい。副業としてのアドバンテージ
販売ノウハウ的な細かい話は別の記事に任せていきますが、需要を作り出して売っていく手法には「集客」、「教育」、「販売」という3つのプロセスがあります。
人を集めて、売り込み、実際に販売するという3段階ですね。
この中で最も難しいのは2つ目、「教育」の部分です。別にそれを必要としていない人に「欲しい!買いたい!」と思わせるわけですから、ここにどう力を注ぎ込むかで180度成果が変わります。
ここのコツは如何に「買った後の喜び」をイメージさせられるかなのですが…
…おや?この教育部分において、VBAは大きなアドバンテージを持っていますね。
~知っているから、価値がない~
VBAは爆発的な普及率を誇るoffice系ソフトの機能を開発・改良する技術です。エクセルやワードなどは最早学校の授業でも使うくらいですから、だれでも知っているでしょう。
しかしその真価を知っている人が全体のどれくらいいるでしょうか?「そういうもの」だと思い、そのポテンシャルを引き出すどころか、そもそも知らない人達が沢山いるはずです。
もしそういう人達に自分のVBA技術を使ってどれだけ色々なことができ、どれだけ効率化させられて、それが如何に大きな利益を生むかを説明できたとしたら?
実際の業務への影響を、時間や金額というごく具体的な数字で示せるとしたら?
VBAは性質上、こういう部分でイメージさせることが大変簡単です。そして現実としてそのまま提供することが出来ます。これ、すごいことなんですよ!
後は集客部分さえ何とかすれば、ライバルだらけの魔境で戦うよりも、遥かに容易く、そして高値で自分の技術を売ることが出来るでしょう。
そんな馬鹿な…と思いますか?
それは「知っているから価値が低い」のです。そう感じるのです。
VBAのヴの字も知らない人からすれば、「身近な成果そのものを、信じられないような安価で買える」という全く異次元の技術なんですよ。VBAって。
VBA副業は「集客」次第!時代をフルに活用せよ!
VBAなんて副業にしても稼げないと言われています。実際まともに殴りあうのは難しいのでしょう。
ですがこういったことを一緒に考えてみて、実際どうです?
少なくとも「手も足も出ない」ということはないと思いませんか?
下品な言い方で恐縮なのですが、お金の匂いがしてきませんか?
ここまで判れば後は集客です。そういう人達をどれだけ集められるかにかかっています。
ここに関しては一筋縄ではいきません。誰でも手当たり次第にかき集めれば良いと言うものではなく、「あなたのVBA技術で恩恵を与えることが出来る人間」を見つけ出さなければなりません。
直接的なコンタクトはもちろん、メールにブログにSNS…あらゆる営業、メディアを駆使して当たりを引くかの勝負です。幸い属性自体ははっきりしています。事業者、経営者、それに連なる人達ですね。
刺さる人には一撃で刺さりますから、利用した個人経営の飲食店にチラシや名刺をそっと一つ置いていくだけでも変わることもあるでしょう。
見込みがあるであろうところにピンポイントで営業をかける、というのも1つの効率化です。
とはいえ、まずはネットからでしょうね。これに勝る効率はありません。
さあ!道は見えてきたのですから、まずは集客方法の情報収集といきましょうか!
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