【最新】経理代行を副業でやる方法|収入、注意点、メリット・デメリットとは?

経理の仕事をするには3年程度の実務経験を求められるケースが多く、誰でも雇ってもらえるとは限りません。

昨今の経理のほぼ全てはパソコンを使用してデータの入力を行うのが主流で、パソコンや会計ソフトに関する資格を保有していればアドバンテージとなります。

また、会社によっては副業を禁止する規定が設けられているケースもあり、トラブルを回避するためにも事前に確認しておくのが大切です。

一方、実務経験、資格、現在勤務している会社からの許可が揃ったなら、貴重な経験を積みながら副収入も得られるやりがいのある副業です。

目次

副業で経理代行をするメリット・デメリットとは?

お家時間が増加している昨今、自宅でもできる副業の経理代行は最も合理的なお仕事で様々なメリットがあります。

パソコンとインターネット回線さえあればいつでも仕事ができ、しっかりと納期さえ守れば本業を終えて帰宅してから就寝までの時間を活用したり、休日にまとめて仕上げるなど自由に設定できます。

経理代行は大きな責任を伴う一方で給与も他の副業と比較しても高額な部類に入り、短時間でも稼げるとして人気です。

帳簿の付け方、お金の出入り等も学べる!キャリアアップにも役立つ!

また、守秘義務を遵守した上で他の会社の経理について触れられる貴重な機会で、帳簿の付け方やお金の出入りを学ぶことができます。

ここで身に着けた経験やスキルは様々な異業種でも役立つもので、将来的に独立開業を目指す方にはおすすめです。

ここでの経験を糧にさらにレベルアップし、会計士や税理士、中小企業診断士などの資格を取得してキャリアアップに役立てる方も増えています。

仕事がある時とない時がある!繁忙期はとても大変!?

一方、デメリットとなり得るのがお仕事の依頼の安定性で、最も繁忙期となるのが決算などの時期で、それ以外の期間はほとんど募集が無いこともあります。

また、本業の繁忙期と重なれば仕事量が増大し、徹夜をして本業に影響を与えてしまいかねないため、自身でしっかりとマネージメントすることも大切です。

経理代行を副業でした場合の収入、注意点は?

経理代行のお仕事は相手の企業の規模により仕事量が全く異なるものの、毎日2時間から3時間程度のお仕事をしたと仮定した場合、月収にしておおよそ10万円から20万円程度が相場と言われています。

また、資格やキャリアがあればそれが評価され、さらに収入に上乗せが期待できる場合もあります。

給与体系は月給制や時給制のケースもあれば、単発のお仕事でその都度給与が発生するなど様々です。

「所得税」に注意し「確定申告」は必ず行おう!

ここで注意したいのが本業で得られる給与との関係で、一定額を上回れば税金も増額されるため調整して副業をする方も少なくありません。

副業の年間収入が20万円以下の場合は確定申告の対象になりませんが、それを超えた場合は確定申告が必要です。

確定申告については「国税庁のHP」を見ておく事をおすすめします。

他にも「住民税」にも注視するようにしましょう!

一方、住民税については副業での収入の多寡に関わらず、本業と副業の収入を合算した総収入から算出されます。

収入が一定のラインを越えてしまうと納税額が高額になり、思っていたほどの副収入が得られなかったという事態にもなり兼ねません。

そのため、スキルの取得や経験を積むのが主な目的なのではなく、収入の増加にウエイトを置いて副業をする場合には本業の収入との相関関係を詳しく検討して、税金を支払っても得られる収益を計算する必要があります。

副業で「経理代行」の仕事を始める方法・仕事の探し方

経理代行を始めるには主に、

  1. 求人情報サイトで探す
  2. クラウドソーシングサービスを利用する
  3. 専門の人材派遣に登録する

の3つがあります。

【1】求人情報サイトで探す

最もスタンダードな方法の求人情報サイトを利用する場合は副業歓迎として経理を代行してくれる人材を募っていることがあり、希望する求人にエントリーすれば面談や試験が実施されて採用が決定します。

【2】クラウドソーシングサービスを利用する

昨今、台頭してきたクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスではお仕事の内容と報酬を掲示して募集が行われており、応募すればすぐに表示された入力フォームから作業を行えるケースや、別途ビジネス系のオンラインクラウドツールなどが案内されて作業を行うケースもあります。

入力作業が終わればデータを提出し、内容が精査された後で問題が無ければ報酬が指定口座に振り込まれるという仕組みです。

面接や試験が行われることはなく、すぐにお仕事ができる一方で結果が求められる厳しさもあります。

【3】専門の人材派遣に登録する

ここ数年で増加している人材派遣会社が運営しているサイトには職業に特化したサービスもありますが、その中には経理専門の部署もあります。

そちらに登録すれば経理代行を求める企業と、そこでお仕事をしたい登録者のマッチングが実施され、条件面などで合意すればお仕事が始められます。

副業で経理代行ができる「4つのサービス」は?

【1】Waris

フリーランスの方と企業を結ぶ「Warisは事務系の案件に定評があり、もちろん経理代行も数多くの募集があります。

実績に応じて非公開案件を紹介されることがあり、努力次第でキャリアアップが望めます。

【2】Workship

リモートワークに定評のある「Workship希望するお仕事に応募できるほか、AIを駆使してスキルや経験をアピールできる画期的なサービスです。

自身でも気づかなかった能力が分かり、より条件の良い案件を探し出せます。

【3】メリービズ

経理のお仕事に特化した「メリービズ」は豊富な案件から自由に応募できるだけではなく、書類審査や実技審査を受けて合格すれば、該当者を対象にさらに条件の良いお仕事を紹介してもらえます。

【4】クラウディア

クラウディア日本最大のクラウドソーシングサービスで、案件数も群を抜いています。

無資格、未経験から始められるお仕事から、資格や実務経験を求められる高単価のお仕事まであり、自身の能力やペースに合わせて選択できます。

【まとめ】

今回は、「経理代行」を副業で行う方法について解説してきました。

スキルを活かして無理なく、本業に支障をきたす事なく、副収入を得られる自分らしいやり方を模索していく事がとても大切だと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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