本当に安全な副業とは?3つの危険。え、あなたが騙す側?

目次

副業に危険はあるか?副業における「本当に安全」とは?

本当に安全な副業…果たして存在すると思いますか?

これは少し難しい話なのです。なぜなら、何かの活動をしたり、自分でビジネスに踏み出せば必ず何かしらの危険に触れる機会はやってくるからですね。

しかしこれは副業が悪いのではなく、人から「搾取」するという選択を当たり前のように取れてしまう極悪人がどんな業界でも必ず一定数存在するからなのです。

しかし時代は現代。ソーシングサイト1つとっても、そういう人達から副業者を守るシステムをしっかり用意してくれています。しかし、そういうシステムの穴をすり抜け、尚危険というものは存在するのです。

自分の身は自分で守る!と決意して目を光らせていても、いつの間にか危険に身を絡め取られていた…という話は何も珍しくありません。

そしてもう1つの可能性…自分が知らずの内に人を騙す側に立つ事を考えたことがありますか?

副業自体は安全なのです。しかしそれを「本当に安全」に昇華させるのは自分次第なのです。

※危険『本当に安全な副業を紹介します』

副業にはビジネス型と労働型の二つのタイプに分けることが出来ます。そして副業の90パーセントはビジネス型です。

ビジネス型とは、ブログやせどり転売、ハンドメイド品販売などの自分で商売を行う副業。もちろんこの認識で間違いないのですが、受注業務型の副業も実はここに分類されるのです。

依頼を受けて報酬をもらう…例えばWebライティングの仕事をしてお金をもらうとき、それは業務提携という形で「自分の執筆サービスを売る」ということをしているんですね。会社でないというだけで、Webライティング業を営む個人事業者なのです。

そしてビジネスの危険はいつだって詐欺、搾取です。安全性が高いといわれる受注型ですら、ソーシングサイトを通していて尚完全に防ぐことは出来ないのです。

※危険『副業の安全を掴む クローズソーシング』

純粋な商売系はわかりやすいので少し置いておきまして、安全性が高いとされる受注業務型の副業の危険の話をしましょう。

ビジネスでの危険は必ず美味しい話から始まります。ついパクッと飛びつきたくなるような魅力的な話を持ちかけられるのです。

…さて、受注業務型の副業は難しいですね。安い報酬でも我慢せざるを得ない実績作り時代、なかなか回ってこない高単価の仕事、そもそも受注そのものがジャンルによっては一苦労です。

私はこの現状を大変に憂いています。自分の生活を豊かに出来る副収入を夢見て、せっかく副業への挑戦を決意したというのに、現実とのギャップに苦しめられる人達は、今尚増加の一途をたどっているではありませんか。

これは私も副業体験の話で語ったように、大変に苦しめらた「現状」なのです。

しかし今は違います。「クローズドソーシング」と呼ばれる全く新しいシステムが出てきているんですね。これぞ安全な副業と呼べるものでしょう。

例えばアフィリエイトにおいて、沢山の案件を抱えきれない仲介業者は、成果や顧客を絞り「濃いサービス」で差別化を図ります。クローズドASPと呼ばれ、ある程度の成果を出したアフィリエイターしか登録できない仲介サービスがあるんですね。

精鋭色が強く報酬が全体的に高いです。1つの到達点の目安でもあります。

それのソーシングサイト版のようなものですね。通常のソーシングサイトは案件ごとの報酬内から「仲介料」という形で決められた割合をもらうことで運営しています。

つまり仕事を出す人は多く払い、仕事を請ける人は貰いが少なくなるのです。仕方ないですね、仲介料ですから。ここに加えて税金等もありますので結構な「差」が生まれます。

例えば私の例でも出した報酬40000円の案件だと、払う側は44000円払い、貰う側は34000円…という具合ですね。10000円も差が出てしまうのです。

ここを解消したのがクローズドソーシングサイトなんですね。解消方法は実にシンプル。登録料を設けた会員制にしてしまったんです。これが絶妙なんですよ!

※危険『登録料という壁があなたを守る』

この会員料、受注者側は初月2万円、以降5000円という桁1つ間違えたのではないか?という設定なのですが、これ良く出来てるんですね。

副業初心者・未経験者は絶対に2万という登録料を払う選択はしません。稼ぐために払うという選択肢がそもそも存在しないからです。

ところがこれ、中級者以上は別に痛くないんです。既に数万円程度なら副業で稼いでしまっているからですね。この「壁」を一枚用意することで、利用者の質と安全を保っているんですね。

上の例で挙げたように、副業中級者の「抜き」は10000円を超えることも珍しくありませんから、こういった依頼をコンスタントに受けられる中級者にとってはメリットのほうが圧倒的に強いのです。

依頼側も多く払わずに済みますし、自然と案件の報酬は高くなります。例えばWebライティングであれば「月30本、2000文字、35000円」などですね。あまり多くありませんが、タスク系でもトライアル1500文字1000円などは存在します。

どうです?結構な単価だとは思いませんか?

そして経験者の方ならわかると思いますが、初心者と中級者の差というのは結局のところ「実績」の差なんですよ。Webライティングなどの特殊技能が要らない案件は正にそうです。スキル的な差はあんまり無かったりするんです。

つまり、少なくとも現状では「登録したもの勝ち」のような状態なのです。初心者でも普通に案件をこなせるわけですから。

副業の初期費用の記事で、効率の話を最後にしましたね。隣にクルーザー泊まってるんですよ。チケットも売ってます。

どうしますか?泳ぎますか?

クローズドソーシング「VISTA」

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副業における3つの危険!安全を確保するには?

上のクローズドソーシングの話を見て、「そうなんだ!」と思った人は何人居るでしょうね?

これは私が適当にでっち上げた真っ赤な嘘です。それっぽいことを書いていますが、コーヒー1杯飲む間に考えた無茶苦茶な話なんですよ。なんですか?VISTAって。

しかしこんな適当な嘘でも、副業に不安を抱えた未経験者であれば、つい信じてしまう可能性が無いとは言い切れないのです。また、少し副業に慣れた人は「必要な投資をしたときの破壊力」を知っていますから、ポンッと払いかねません。

この話は本当に適当に作りましたが、クローズドASPの話(本当にあります)や、実際の仲介料の話を混ぜたりして、それらしくはしてあります。本気で考えればもう少し真実味を帯びさせることは可能でしょう。

経験も無く、業界を知らない状態でこの話の真偽を見抜くことが出来ますか?

それが一度仕事を請けたクライアントからの紹介でも疑えますか?

もしURLの先に本当にソーシングサイトがあって、高単価な案件が並んでおり、登録ページまで作ってあったらどうですか?

そのダミーサイトに絶対に登録しないと断言できますか?

副業で気をつけるべき3タイプの危険

副業をする上で遭遇率の高い、「気をつけるべき危険」は大きく3つに分けられます。

これだけ気をつけていれば良い、というものではありませんが、大体のポイントを知っておくことで「なぜ気付けなかったんだ…!」といった事は少なくなるはずです。

受注業務、ソーシング系の詐欺

上のクローズソーシングのような例ですね。

ソーシング系での報酬未払いなどは有名ですが、このように登録そのものが罠、という大掛かりなものもあります。

ソーシングサイトはかなり安全に気を使っていますが、どうしても個人間のやり取りをする場である以上絶対に限界が出るのです。

例えば件を受注した後、円滑なやり取りのために別のサービスへ誘導され、以降はそこでやり取りをしていく、という場面に遭遇することがあります。スカイプやチャットワーク等ですね。

これ自体はおかしくはなく、またよくあることなのですが、別のサービスに移動するということは、「ソーシングサイトの庇護の外」に出てしまうということですから、一気に危険度が増します。

「誘導してからハメる」というのは、マッチングサイト・アプリなどがその温床として有名なのですが、「個人間のやり取り」という点では実はかなり近いのです。恐らく専門性のある悪徳業者も存在します。

サイトを通さなければ報酬は自然と上がりますし、なにより距離が近くなりますから信頼を錯覚しやすいです。この状態で「管理システム変更のためにここに登録して!登録料は次の支払いのときに上乗せします!」等といわれたら、業務上仕方が無いことだと流してしまうかもしれません。

副業案件を紹介する架空請求業者、なども少数ですが確認されています。

メディア運営・商売系の詐欺

判りやすいものはやはり悪徳商材ですね。

悪質な商品やコピー品、偽造ブランドなど、販売が含まれる副業にはどうしても付きまとう問題です。

大掛かりなものとしては悪質ASP(アフィリエイト仲介業者)などもあります。情報商材系で多く見られるのですが、悪質な商品を多く仲介し、苦情などは一切聞き入れないというASPですね。

こういった商品は高額の報酬に目がくらんだアフィリエイターがどんどん販売してしまいます。副業を次のステップに進めようと、うっかり購入してしまう人は決して少なくありません。

もちろん作る方、販売する方も悪いのですが、審査もせずにこうした案件を多く載せ、アフィリエイトというシステムを最大限に生かして、実質的な詐欺の舞台を作り上げているのがこの悪徳ASPです。

悪質商品を作る詐欺師、悪質商品を売るアフィリエイター…この両者を繋ぎ合わせているのはこういったASPなんですね。

他にもASPの皮をかぶった架空請求業者も居ます。

なんと登録しただけで数万円の登録料を請求されてしまうのです。

もちろん払う必要などありませんし、この様なあからさまな手口は直ぐに潰されるのですが、「潰されるまでは大暴れする」という事実を忘れてはなりません。

これから勉強するけどとりあえず登録だけ済ませておく…という副業初心者の方を正に狙っているのです。

知らずの加担

忘れてはならないのがこの加担です。

悪質商材を売るアフィリエイターの存在を書きましたが、本人は真っ当な商売をしていたつもりだったというケースは珍しくありません。

報酬のみを判断材料にして、当たり障りのないセールス文を書き、乗せられた人に悪質な商品を提供してしまう…普通にあります。見ます。

また、「悪質な商品が売れてしまう」ということはそれだけで危険です。薬事法に触れるような表現を用いたり、「絶対痩せる」「必ず稼げる」等と煽っていると、いざ問題が起きたときにそのまま共犯にねじ込まれる可能性もないとは言えないでしょう。

薦めた商品が法に触れるような商品だったらどうしますか?それを多くの人に提供するお手伝いをしてしまったのですよ?

詐欺とまでは行かなくとも、収入を焦ったばかりに超えてはならない一線を越えてしまうということは往々にしてあるものです。

例え本人にその気が無かったとしてもです。

「本当に安全な副業」のために たった1つの回避策

便宜上3つのパターンに分類しましたが、細かく分ければもっと多くなるでしょう。

副業は決して危険なものではありませんが、「副業を利用して悪さをする」という人達が居る以上、その餌食になる可能性は決して0にはならないのです。

また、アルバイトなどをして稼ぐ労働系の副業も決して安全とは言えません。

会社員であれば副業をすること自体は問題になりません。しかし、あなたが副業することによって会社側に問題を発生させる可能性があります。

時間外労働手当て…残業代のことですが、この残業とは「あなたの労働時間」から計算されます。会社の労働時間ではないのです。

つまり、それぞれでは超過していなくても、合計労働時間が超過すれば、残業代の支払い義務が出てきてしまうんですね。これ、問題になりそうだとは思いませんか?何らかの損害がでれば、懲戒沙汰にもなりかねません。

こういうこともあるのです。大きな話はまだ聞いたことがありませんが、自分が第一号になるかも知れませんから、気を付けるに越したことはありません。

騙されてしまう。そして騙してしまう。

どちらの場合も、その多くは認識外からやってきます。問題が起きて、初めて気が付くものなのです。

であれば、回避策は1つしかありません。

起きる前に気付く 無条件、1%の疑い

問題が起きる前に気付けるようにするのです。

どんなに信頼するとしても、1%は疑ってください。

どんなに真っ当なことを書いてある文章でも、嘘の可能性を常に考慮してください。完全な信頼ほど、信頼の置けないものはないのです。

そしてもし、ほんのわずかでも引っかかるものを感じたとき、徹底的に洗う癖をつけましょう。特に明らかに美味しい話は危険です。大丈夫かな?と思ったらそれはもう半分は赤信号なのです。

これはもうとりあえず検索しまくってください。考えられる全てを、です。

商材名、誘導されたサービス、やり取りをしている相手、やり取りの中で出てきた固有名詞、会社概要、所在地、登録しているASP

きっと何か判断材料が見つかるはずです。これだけで回避できる危険が沢山あるのです。

当ブログだって例外ではありません。もし書いてある記事全てが真っ赤な嘘だったらどうしますか?大掛かりな詐欺だったらどうします?

「そんなはずはない」というのは、危険な目にあった人全員が直前まで思っていたことなのです。

その前に気付けるかどうか。副業を「本当に安全」に昇華させるのはこの一点のみなのです。

そしてそこの境目は、いつだって「ちょっぴり疑ってたか否か」なんですよ。

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