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ネットショップは王道的副業?身近になったサイドビジネス。
ネットショップの副業は今は決して珍しくない選択肢の一つです。
昔こそ技術的敷居や、「ネットを使って個人で商売する」という発想の少なさから、本格起業や一部の上級者向きの副業とされていまいしたが、多くのサービスの発達によってネットショップはかなり身近な副業になりました。
ストレートにネット経由で販売をしていくという副業ですから、自身の努力や発想がダイレクトに収入に直結するという、サイドビジネスとしては非常に王道的な側面を持っています。
今回はそんなネットショップの副業の基本である…
・副業としてのネットショップとは。
・ネットショップ3つの開設ルート。
・代表的2つのネットショップサービス。
この3点で書いていきましょう。
副業としてのネットショップ。何でも売れるショップ経営は副業向き!
「ネットショップ」という単語に対するイメージは様々でしょうが、今は副業ブームに伴い非常にに身近な言葉になりました。CMなどでもおなじみです。
文字通り「ネット」で「ショップ」を経営するという副業であり、商品を仕入れて売るだけでなく、ハンドメイド品などオリジナルグッズの販売や、音楽や文章といったデータすらも売ることができます。
こちらがオーナーですから、何を売るのも自由ということですね。特に無形のものすら売れるというのはネットショップの副業ならではといった部分だと思います。
ネットショップは副業に向いている!
確かに本格的な起業者や企業の運営するネットショップもありますが、ネットショップは非常に副業向きの性質を持っています。
ネットでのショップ経営というのがポイントであり、これだけで非常に副業者が得をする多彩なメリットが存在するのです。
経費の安さこそメリット。副業には一番大事。
特に経費の安さは非常に重要なメリットになります。
現実の店舗経営には多くの出費が存在し、ただオープンしているだけでも負担です。しかしネットショップは性質上それが殆どなくなります。
月10万円を超える家賃もなければ、アルバイト君の人件費も必要ありません。利用するサービスや開設方法によっては重くのしかかるケースもありますが、基本的に副業として運営していく場合は実際の店舗とは比べ物にならない安さでショップ経営が可能です。しかも24時間稼動ですからね?
「始めるまでの敷居」と「維持のための負担」というのは副業では非常に大切になります。副業には時間制約がありますから、「少ない時間でもたもたしている間に経費がかさんで出血死」ということも起こり得ます。
これのリスクが少ないというのはとても副業では重要なことなのです。「個人でも十分出来る」というのはそれだけでメリットになります。
自分の努力や発想が収入に直結する!
当たり前のことのようですが、忘れてはならないのは自分の努力や発想がちゃんと収入に直結するという部分です。
現実の店舗経営はもちろん、いくつかのネット副業もそうですが、「どうしようもならない事態」というもの存在します。資金的な事情で立地の有利を取れなかったり、仕入れルート確保ができないといった問題です。競合が強すぎるといった問題などもあります。
ネットショップはネットに存在する全ての人間が「お客さん候補」であり、運営方法等も非常に柔軟です。つまり「どうにでもなる隙間」が無限に存在し、純粋に自分の商売として勝負ができます。少ない案件を奪い合うような飽和状態はありえないのです。
「自分で収入を作り出せる状況が整っているか」というのは副業ではとても大切になります。ネットショップほどの範囲の広さだとこの状況が常に整っており、「稼ぐことができる」わけですね。これがない副業もあるのです。
ネットショップ開設の3つの道。副業向きのものは実質1つ?
ネットショップの開設には大きく3つの方法があり、それぞれ特徴が存在します。
自分にあった方法を…といいたいところですが、これは実質的に一択です。
・モール出店(ECモール)
・完全オリジナル開設
・開業サービスの利用
この3つですが、副業でネットショップを経営するには開業サービスを利用することになるでしょう。そろぞれ簡単に解説します。
モール出店(ECモール)はリアル事業者向き。
楽天市場などのネットショッピングモール内に出店するという方法です。超巨大なデパートの1テナントとして出店するようなイメージで、常に大量のお客さんが出入りしますから集客的に有利という特徴があるのですが…
ネットショップの副業的な利点を多く殺してしまう方法でもあります。
同じサービス内で出店する以上はライバルの影響力はそれだけ強くなり、個人レベルの規模なのにある種の真っ向勝負を強いられます。集客見込みの分出店費用も高額になる傾向もあります。
どちらかといえば、ネットショップ経営が大きくなって最後に出店すべき場所、あるいは現実の商売をいよいよネットでも行っていくという「事業者が出店を考える場所」になるのです。
基本的には縁のない場所になると思います。お客さんが大量に集っても、強いライバルに常に囲まれてしまうわけです。
いざ飛び込めば違うのかも知れませんが、リスクは感じざるを得ないですね。これ以外の方法でも稼げるのもそうですし、ここのメリットは副業の場合は享受するのが難しいです。
完全オリジナルネットショップ?一応副業でも可能。
完全に自分でネットショップを1から作り上げるという方法です。副業でのネットショップの開設は後述するサービスの利用が一般的ですが、それらを使わないという選択になります。
最も自由度が高く、手数料なども抑えられる理想的な方法ではありますが、その分超えるべき壁がいくつもあり、「そもそもこれが難しいからネットショップ開設サービスが活躍している」のが現状です。
ショップ機能を有するWebサイトを自作すると表現するのがわかりやすいでしょうか?初期費用を惜しまなければ知識がなくても可能ではありますが、副業のレベルでそれをやるのは少し慎重な判断が必要でしょう。
例外的にすでに集客のあるサイトを持っていて、なにか販売もしていこうという局面のときは有力な選択肢となるとおもいます。そこにショップ機能の追加をすれば多くの手間を省けます。
ネットショップ開業サービスの利用がおすすめ!
副業でネットショップを開業するにあたっての一番のおすすめがネットショップの開業サービスを利用するという方法です。
CMなどで「ネットでお店を~」といったものはすべてこれであり、完全オリジナルで作る場合では大変な部分の殆どを代行してくれるほか、運営を助けるサービスなども充実しています。
もちろんサービス利用料ということで月額費用がかかったり、売り上げの一部をもっていかれるという「代価」こそありますが、それを払っても十分おつりがくるメリットを兼ね備えていると言えるでしょう。稼げば何の問題もありません。
利用するサービスごとに特色や料金は異なりますが、「開設に伴う手間を一気に省く+おまけ」という点だけでも副業的には圧倒的な強さがあります。
総合的には一択の状態であり、この選択肢の中でどのサービスを選ぶか考えるのがネットショップ副業最初の一歩になるでしょう。
ネットショップ開業における代表的な2つのサービス。
いくつもの種類があるネットショップの開業サービスですが、その中で代表的な2つのサービスを紹介します。あくまで代表例であり、他にもサービスはありますが、まずこの2つから検討するのがお勧めです。
CMでおなじみのBASE。無料開設の中では一番の充実具合。
BASEは今最も知名度の高いネットショップ開設サービスでしょう。特徴的なCMが印象的ですね。
BASE(ベイス)
こちらを代表とした理由はなんと言っても無料開設で月額費用などもかからないものの中では最も機能的に充実しているというのがその理由になります。
決済サービスの充実や各種運営サポートはもちろん、高品質な有料テーマ(レイアウト)などの「投資どころ」もあるのがポイントですが…
なんといっても「800万人以上」という登録数を誇るBASEショッピングアプリとの連携が特徴です。モール出店のように人の集まるサービスを独自に持っており、自分たちのお客さんを抱え込んでいるんですね。
副業でこちらからの集客は正直あまり期待してはいけないのですが、おまけとしてみればこの上ないほど魅力的な要素であり、この点で大変な強みを持っています。
STORESは最も規模の大きいサービス。スタンダードが持ち味?
STORESは最も有名なショップ開設サービスの1つであり、無料プランと有料プランの2つが用意されています。有料のスタンダードプランがおすすめです。
STORES(ストアーズ)
無料には存在する機能制限がないというのと、有料プランでも月額1980円という安さがあり、手数料なども優遇されます。解析ツールも有料の場合のみサービス内のものが使用可能です。
あらゆる点でスタンダードさが特徴であり、自由なカスタマイズ性や尖った特色・強みこそありませんが、必要な機能やサポートは全て揃っており、不足は一切ありません。手堅いサービスと言えるでしょう。
ネットショップの副業で重要になるのは特定のサービスに依存した手法よりも、自身で集客と販売ができることであり、そこをしっかりサポートしてくれているだけでも強みです。特にSNS連携とメルマガは単純なようで非常に強力になります。
STORESを基準にしてサービスを見比べるという「ものさし」的な側面もあり、そういう点でも非常に代表的な開設サービスになります。
ネットショップ副業の難しさはブログから学ぶ?
ネットショップの副業はビジネス的な側面こそ強いものの、最も「副業らしい副業」の1つであり、稼ぎの幅や安定性などを全て自分で作り上げることができる副業です。
ネットビジネスの重要な部分を全て内包しているという面もありますから、ネットショップの副業で稼げるようになれば、おそらく今後副収入作りで悩むことはなくなるはずです。そんな副業が今はグッと身近になってるんですね。
もちろん難しさもあります。ビジネス的な側面が強い…つまり商売の難しさがそのままネットショップを副業にする際の壁になっており、集客のいろはを筆頭とするビジネススキルの習得は必須です。
そこまで深く掘り下げた専門性は要りませんが、いわゆる最低限の勉強は済ませておく必要があります。逆に言えばしっかりその辺りを知っていれば、副業でのネットショップで困ることは少ないでしょう。
個人的にはまずブログに挑戦することをおすすめします。厳密には違いも出てきますが、ネットショップの基本的な部分は大変ブログに近いものがあり、ブログ運営を通じてネットショップで稼ぐために重要になる部分の多くを学べます。
ブログで稼いだ分をショップに当てることもできますし、何よりブログ自体が集客用のメディアとしてショップ運営を助けてくれます。この2つは非常に相性が良く、絶対に損が出ません。
ブログ単品でも副業として強力ですから、ブログから手をつけるというのは悪くない選択だと思います。
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