「給料以外にも収入源が欲しい」
「副業を始めたいが何から始めればいいか分からない」
そんな方におすすめしたいのがせどりです。
せどりとは商品を安く仕入れて、仕入れより高く売ることです。
こう聞くと「転売は人に迷惑をかける行為」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回ご紹介するのは買い手良し、売り手良しのみんなが幸せになれる立派なビジネスの一つです。
せどりをする上で欠かせない3つの必須知識、
- 相場
- 回転率
- タイミング
について早速ご説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
せどりで重要な「相場」とは?
せどりをする上で最も大切なことは、相場を知ることです。
世の中には適正価格というものが存在します。
例えば、缶コーヒーが1000円なら高すぎるし車が1万円なら安すぎると感じるのが一般的です。
相場は比較対象があるからこそ分かります。
私たちは自動販売機に1000円以上のものが並んでいるのを見たことがないから高いと感じるのです。(マニアックな物を売っている自動販売機はここでは割愛します)
ですから、仕入れでも販売でも一件の販売元の価格だけで見て判断するのではなく、他では同じ商品がいくらで売られているかを比較して相場観を養うことが欠かせません。
いくつかの販売元を見回っているうちに、あるいは何日も同じ商品を見回っているうちに大体何円〜何円で売られているかという傾向が見えてきます。
それが相場です。
販売する際の相場とは?
仕入れの相場が分かったら、次に販売の相場をチェックします。
まずは初心者の方でも始めやすい・・・
などで販売相場をチェックしましょう。
仕入れの相場よりも販売の相場の方が高ければ高いほどせどりに適した商品であると言えます。
利益が出そうな商品を探すことが大事
実際には送料や運営元に支払うサイト使用料など別途経費がかかってきますので、単純に「仕入れ価格 – 販売価格」ではありませんが、まずは利益が出そうな商品を探すことから始めましょう。
「何の商品が売れるのかわからない…」という方は自分の好きなものから探してみることをおすすめします。
スポーツ、アイドルグッズ、フィギュア、スマホ、アパレル…
普段から購入する機会が多いものは比較的相場観を養いやすい、あるいは既にある程度相場が分かっている場合が多いです。
楽しくせどりを続けるためにも好きなものからまずは探してみてはいかがでしょうか。
一定期間にどれくらい売れたか(回転率)を知ろう
回転率とは、一定期間内にどれくらい商品が売れたかという目安です。
回転率が良い商品ほどよく売れている、回転率が悪い商品はあまり売れていないと言えます。
回転率がいい商品ほどすぐ売れる可能性は高いように思えますが、当然ライバルも同じように販売しているので価格競争に巻き込まれやすくなります。
回転率の悪い商品はなかなか売れないかもしれませんが、ライバルが少ない分、価格競争の心配はありません。
そもそもリスクってないの?
しかし、不良在庫として抱えるリスクはあります。
一概にどちらがいいとは言いづらいのですが、せどりをしたことがない人はまず回転率のいい商品から販売することをおすすめします。
仮に自分の思っていたほどの高値で売れなかったとしても少なくとも仕入れ分、丸々損をすることはないからです。
回転率の良い商品の見つけ方(メルカリ版)
回転率のいい商品の見つけ方について、例としてメルカリで手順を説明します。
- 商品名を入力して検索してください。
- 画面右上の「絞り込み」ボタンを選んでください。
- 項目の中の一番下、「販売状況」から「売り切れ」を選び、検索してください。
- 「SOLD」になっている同商品を一つずつ開いていき、商品説明欄の最終更新日、あるいはコメント欄の最後の投稿日時をチェックしていってください。
これでおおよそいつ頃商品が売れたかというのが分かります。
例えば、1週間の間に10件以上売れているなら回転率が良く、1件も売れていないなら回転率が悪いと言えるでしょう。
同じ商品でも「売るタイミング」で価格が変わる?
同じ商品でも売るタイミングによって価格や回転率が全く違う場合があります。
分かりやすい例だとダウンや厚手のコートを夏に売ろうと思っても中々買い手はつきません。
子ども向けのおもちゃはクリスマス前によく売れる傾向があります。
このようにタイミングを逃すと不良在庫になりかねないので、季節ものであれば基本的にはやや早いと思われるタイミングから販売を開始するのが最も望ましいです。
「早めに販売をする」=「それよりも早く仕入れをする」
ファッションブランドでも冬にも関わらず春ものを販売していることがありますよね。
大手だろうと個人だろうと考え方は同じです。
早めに販売を始めるには、それよりも早く仕入れを始めなければなりません。
実際にやると分かってもらえると思うのですが、寒いときに薄い服を仕入れるという行為は正直あまり乗り気がしないというか、「本当に売れるのか?」と不安になります。
ここがピンチであると同時にチャンスなんです。
皆さんがやってみて抱える不安、それはライバルも同じように感じるものです。
つまり、ここで競争相手も失速、あるいはこの競争から撤退していき、結果的にライバルが少なくなります。
だからこそこの早めの仕入れというのがせどりをする上での山場であると私は考えています。
ここを乗り切れるかどうかだけで、私の場合は収益が前年の3倍以上増えた季節もありましたのでぜひ重点的に取り組んでいただければと思います。
【まとめ】せどりの必須知識3選と具体的な方法
相場についてのまとめ
商品の適正価格を知るために一つの商品を複数の販売元から比較し、商品の仕入れ適正価格をつかみます。
仕入れの相場がわかったら次にメルカリなどを使って販売の相場を確認します。
仕入れの相場と販売の相場の差額が大きければ大きいほどせどり向けの商品と言えます。
回転率についてのまとめ
商品がどれくらいのペースで売れているかを確認する方法の一つとしてメルカリで検索する際、販売条件を「SOLD」に設定します。
表示されたSOLD商品を一つずつ開いていき、商品説明欄やコメントの最終更新日時からおおよそいつ頃売れたのかをチェックしながら1週間でどれくらい売れているかを把握します。
タイミングについてのまとめ
同じ商品でも季節ものなど販売するタイミングによって価格や回転率が大きく変わります。
適切なタイミングで売るためには最も売れると予想される時期よりも早いくらいのタイミングで販売開始するのがいいでしょう。
そのためにはより早い仕入れが必要になります。
ここが山場になると同時にライバルが減るところでもありますので、モチベーションを維持し続けることが明暗を分けるカギになります。
今回は、せどりの必須知識3選と具体的な方法についてお伝えしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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